若手社員に仕事について聞いてみました。
2011年入社 国谷さん
私は去年の8月に入社し、ちょうど一年が経ちます。
最初の頃は未経験の自分に事務員が務まるか不安でした。
ですが、電話の対応や勤務票の集計など一般的な業務から、
線量の管理などこの業種ならではの業務、KES活動という
会社としての取組みなど様々な事を経験し、
ようやく事務員としても基礎が出来てきたと思います。
初めて経験する事は誰もが不安だし、怖いと思います。
でも、そこで挑戦してみる事は決して無駄にはならないのだと
私は身を持って実感しました。
まだまだ覚えなければいけない事も多く一人前とは言えませんが、
これからも色々な事に挑戦し、自分を磨いていきたいです。
2009年入社 堀本くん
○入社3年目・・・○
日検エンジニアリング鰍フ堀本です。私は今年で入社3年目を迎えました。
私が入社したこの会社は『非破壊検査』を行っている検査会社です。
非破壊検査と言ってもあまり聞きなれない職種だと思いますが、
鉄道・造船・建築物など私達の身近なところで行われている
「物を壊さず表面のキズや内部のキズを調べる」検査を言います。
検査方法としては、赤や蛍光色の液体を使用して表面のキズを調べる
浸透探傷試験(PT)や超音波を利用して内部のキズを調べる超音波探
傷試験(UT)などがあります。
この非破壊検査を行っていくには資格が必要になります。
私は入社してからX線作業主任者、γ線透過写真撮影作業主任者、
PTレベル2の資格を取得してきました。しかし、昨年9月に受験した
UTレベル2の一次試験、今年6月に受験した二次試験では勉強不足や
ちょっとした過信があり不合格になってしまいました。ほんの少し油断
が試験の命取りになってしまうということを実感し、とても悔しい思いをいました。
次からはこのような事がないようしっかり準備をし、試験に臨みたいと思います。
正直、社会人になって学生以上に勉強するとは全く思っていませんでした・・・
最後に、今まで私達が学んできた学校は何もしなくても先生が勉強を教えて
くれていました。しかし、社会とは自分から行動しなければ誰も何も教えてく
れない世界です。自分から上司や先輩方にいろいろと聞かなければ知識は
もちろん技術も身につきません。どんどん置いていかれてしまいます。
私はそのような事にならない為にも、自分から積極的に上司や先輩方に
話を聞くなどして知識や技術を身につけていきたいと思います。
これは、経験の浅い今のうちしか出来ません。
今後も自分のやるべきことを常に考えながら行動し、
会社や社会に大きく貢献できる人間になっていきたいと思います。
平成24年7月27日(金) 堀本 涼太
2000年入社 佐藤くん
【原子力発電所の検査業務】
原子力発電所の安全と安定運転の為、約1年に一度発電所を止め定期検査をします。
作業は一般の人が立ち入ることのできない発電所内の管理区域内に入り、
NDI(非破壊検査)と言われる検査方法で、機器の健全性を検査します。
【この仕事でうれしかったこと】
入社5年目の秋に、発電所の一つの検査業務を検査指導員として、
日検エンジニアリングの検査員で検査を完遂できたことがうれしかったです。
まさか自分が現場の指導員をするなんて考えられなかったことでしたが、
この仕事をなんとかやり遂げたことが、自信へとつながりました。
年齢に関わらず、やる気さえあれば常にスキルアップのチャンスがあるのも、この仕事の魅力だと思います。
【就職活動中のみなさんへ】
「やりたいことも無し、就職しなきゃだし、どーすっぺ」
と思っている人が多いと思います。
特別な技術や知識が何も無く、何をしていいかわからないですよね。
私もそうでしたから・・・
しかし、そこで物怖じせずに、
自分が得意だなと思うことを、職業に活かせる仕事を探してチャレンジしてほしいです。
仕事は自分の幅を広げてくれるものです。
辛いこともあるけど、ひとつの仕事を続けていくことで
着実に自分をステップアップさせることができると思います。